昨日に続いてボランティアの話。
もうだいぶ前ですが、長男が小学生の時にやってた習い事の役員さんに頼まれて、ハーフマラソンの給水係をやりました。

なかなかできない経験でした。
事前説明の時に「必ず!絶対に!長靴を履いてきてください!絶対にですよ!長靴履いてないと何があっても知りませんよ!」みたいな勢いで念を押されたので、真っ黒い、膝下まである、農家さん御用達みたいな長靴を履いていきました。
同じく動員されたらしい女子大生?女子高生?の一人は、長靴を履いてこなかったようなのですが、役員さんが用意した長靴に強制的に履き替えさせられていました。
…そんなに?って、開始前は思っていたんです…

開始直後は余裕だったんですよ。何人かでおしゃべりしながら、協賛している会社が用意してくれたスポーツドリンクを紙コップにちょろちょろちょろ~って注いで、すぐ使えるように紙コップを長机に並べたりして、のほほんと準備をしていたんです。来た人には「はい♡」って手渡しすればいいのかしら〜なんて思っていたのですが、
とんでもなかった。
トップランナー(たぶん招待されているプロ?の人)はめちゃくちゃ速い。
予想の十倍くらい速い。
…え、ほんとに?これハーフとはいえマラソンなので長距離ですよね?それ、短距離のスピードじゃないんですか?全力ダッシュじゃないんですか??
というような猛スピードで紙コップをかっさらっていくので、目測を誤るとその場にある紙コップをすべてなぎ倒していくことになるんです。初めに準備していたスポドリ入りの紙コップがほとんど全て倒されるという事態。長机がべっとべとに!
タイムを競う本気の人々が通り過ぎるまでは、机の端にスポドリ入れた紙コップを一つだけ置いて他は退避させねばならない、ということを知りました…どんどん来るので、さながらわんこそばのようにさっと出す。わんこそばというか、お餅つきの合いの手みたいな感じ?
テレビで見たことしかなかったんですけど、マラソンてこんな速いんですね!?駅伝とかももしかしてこんなスピードなんでしょうか。臨場感が違う。そして長靴履いてこいって念を押してくれた役員の方、ありがとう!ありがとう長靴!!
私それまでほんとに知らなかったのですが、マラソン人口ってめちゃくちゃ多いんですね…
前半のさらに前半くらいの時間で、机に並べて用意していた紙コップは全て無くなり、そこから先はスポドリ注ぐや否や飛んでいきました。わんこそばっていうか入れ食い状態というか、初めのうちは紙コップ一つ一つに注いでいたんですけど、佳境に入る頃には、まず一人が紙コップをテーブルにずらっと並べ、そこにペットボトルを構えた人がスポドリをじゃばじゃばかけていくという事態に。そして入れ終わったボトルは後ろに投げ捨てる。蓋を開ける係の人が必要なくらい。テーブルが汚れちゃう~なんて気にしている場合ではない。長机どころかもらったスタッフジャンパーまでべとべとです。本当にありがとう長靴!!
からになったペットボトルは道端にうず高く積み上げられ、500個入りの紙コップの袋が次々に引きむしられ、スポドリはじゃばじゃば注がれ、ちょっと入ったら即奪い去られていくというのに、長机の前には長蛇の列…ではないな…なんていうか…さながら昼休みの高校の購買の前にできる人垣のよう、というか。人垣ができました。
すごい経験でした。
…ちょっとまたやりたいような気がします。癖になる。




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