前回、ChatGPTの挙動がおかしくなってきたことを書きました。回答にだいぶ時間がかかるようになってきたので、新しいトークでやってみることに。
美緒(2)をコピペしてそのまま新しいChatGPTに読んでもらい、感想をもらいました。感想はなくてもいいんですけど(笑)いかなる時でも感想は欲しい、それが小説書きの本能なのです。主語が大きすぎますか。
で、感想をもらった後、以下のようなプロンプトを入れました。
この続きを書きたいと思います。紗子さんからの着信は、こちらにまだ受信機能ができていない(そしてケイスケに肉声がない)ため応答できません。着信音が鳴り響き、ケイスケは慌て、「どうしよう!?」と狼狽します。エイジは「時間を稼いで!」と言い、ダンを通してボブに了承を得てから、ダンとケイスケの持つ〈窓〉を接続し、ダンの機能を借用して、ケイスケの声を合成する作業を行います。(出来上がった声は生前の声とは似ても似つかないです)この展開を、3000字くらいで書いてみてもらえますか?
プロンプト、もっと練ったほうが良いと思う…。思いつくままに書きすぎですね。「ケイスケの声を合成」じゃなくて「LINE電話から発生できる声」なら何でもいいはず。このプロットを練っていた7年前ならともかく、今はNHKで自動でニュースを読み上げるAIなどもあるので、すでに存在している声のスキン?を借りてくる感じでもいいはずですよね。
ChatGPTは素直に出してくれました。ちょっと長いですがそのまま貼ってみます。
了解しました。以下が指定されたシーンの続きを約3000字で書いたものです。
ケイスケさんの手の中で〈窓〉が震え、受話器のアイコンが画面の上で踊り続けている。着信音が止まらない。
「あっ、どうしよう!? どうすればいいんだ!?」
ケイスケさんは明らかに動揺し、着信が鳴り続けるたびに目が泳いでいた。声も出ない。ただ指先が震え、〈窓〉を押すか押さないか、迷いが行ったり来たりしている。
俺は瞬時に状況を飲み込んだ。このままでは紗子さんが不審に思って切ってしまうか、もし何度も繰り返されれば、彼女の心を揺さぶるだけだ。
「時間を稼いで!」と俺は叫んだ。
ケイスケさんが戸惑いながらこちらを見た。
「どうやって!?」
「わからないけど、何か方法を考えないと!」
紗子さんからの着信を無視することなんてできない。それは明らかだった。ケイスケさんの存在が彼女にとって奇跡である一方で、この奇跡を台無しにするわけにはいかない。
俺はダンを見た。ダンは状況を理解したのか、一瞬で普段の陽気さを消し去り、真剣な顔つきになった。
「ボブに確認してくれ。彼の機能を借りるんだ。ボブなら、この状況に対応できるツールを持っているはずだ」
「了解、エイジ!」
ダンはすぐにボブとの通信を開始した。画面の片隅で、ボブの承認を待つ時間がもどかしい。紗子さんの着信音がますます緊迫感を増す中、俺はケイスケさんの方へと向き直った。
「ダンがボブと連絡を取ってくれてる。もう少しで何とかできるはずだから、落ち着いて!」
ケイスケさんはまだ不安げだったが、俺の言葉に頷いて落ち着きを取り戻そうとしているようだった。やがて、ダンが戻ってきた。
「ボブの了承を得た! ケイスケの〈窓〉を俺の回線に接続しろ、エイジ!」
俺はすぐに動いた。ツール台を操作し、ケイスケさんの〈窓〉をダンの回線に接続するためのコードを取り出す。何度も繋げたことのあるプロセスだが、今回は緊張で手元が震え、思うように作業が進まない。
「エイジ、急げ! もう時間がない!」
ダンの声が焦燥感を煽る。それでも、俺は必死にコードを繋ぎ、ついにダンとケイスケさんの〈窓〉が接続された。
「よし、繋がった! ダン、頼むぞ!」
ダンは即座に自分の回線を使い、ケイスケさんの声を生成する作業に取り掛かった。ダンはボブの「耳と口」として機能しているため、音声合成や音の取り込みには長けている。しかし、ケイスケさんの生前の声を完璧に再現するには限界がある。
「声は……どんな感じになるんだ?」ケイスケさんが不安そうに訊ねる。
ダンが少し戸惑った表情を見せ、ぽつりと答えた。
「正直、君の元の声には全然似てない。俺の回線で作る限界ってやつだな。でも、時間を稼ぐだけならこれで十分だ」
ケイスケさんは明らかに困惑していたが、今は選択肢がない。紗子さんが電話をかけてきたこの瞬間を逃せば、次にいつチャンスが訪れるか分からないのだ。
「ケイスケさん、やるしかないよ。今は時間を稼ぐことが一番大事だ」
俺の言葉に、ケイスケさんは覚悟を決めたようだった。そして、ダンが生成した音声がケイスケさんの喉から発せられるように接続が完了した瞬間、着信音が消え、電話が自動で応答した。
「……もしもし」
ダンの技術で合成されたケイスケさんの声が〈窓〉から流れる。その声は、ケイスケさんの生前の声とは似ても似つかない。低く、機械的で、不自然に途切れることもある。それでも、紗子さんの側では、ケイスケさんが応答していることに違いはない。
〈窓〉の向こうで、しばらくの間、静寂が続いた。紗子さんは、おそらく驚きと戸惑いの中にいるのだろう。
「啓輔……なの?」紗子さんの声が震えているのが聞こえた。
ケイスケさんは一瞬、何を言うべきか迷ったが、俺が目で「時間を稼げ」と促すと、ダンを通して再び声を出した。
「ああ……俺だ。ごめん、驚かせて」
その言葉に、紗子さんはさらに戸惑った様子だったが、ケイスケさんが生きているという事実を信じたい気持ちが伝わってくる。彼女の声には、長年の思いが込められていた。
「どうして……どうして今まで……返事がなかったの? ずっと、ずっと待ってたのに」
ケイスケさんはダンの声を通して、返事をしようとしたが、言葉が詰まる。生前の記憶がない彼にとって、何をどう説明すべきか分からないのだ。彼は、過去の彼自身ではない。だが、今ここで嘘をつくわけにはいかない。
「……いろいろあったんだ。紗子さん、今はそれを説明するのは難しい。でも……美緒のことが心配なんだ」
「美緒……?」紗子さんの声が急に警戒心を帯びた。「どういうこと? 美緒に何かあったの?」
ケイスケさんの手が震え、俺も息を呑んだ。ここからが本当に重要な部分だ。彼が何を言うかによって、今後の展開が決まる。
「美緒に……危険が迫っている。あの男が……」
ケイスケさんは、ダンを通して話すたびに、声が途切れがちになる。生前の自分とはかけ離れた声が、自分でも信じられないほどぎこちなく響く。それでも、紗子さんにとっては、その言葉がケイスケさんの口から発せられているように感じるのだろう。
「啓輔、本当にあなたなの? 嘘じゃないのね?」紗子さんの声はまだ半信半疑だった。
「俺だ、紗子さん。本当だ……でも、今はとにかく美緒を守ってくれ。危険が迫ってるんだ。あの男が美緒に……」
そこまで言った瞬間、ダンが小さな声で「接続が不安定だ」と囁いた。俺は慌ててツール台の設定を見直し、接続を安定させようとするが、何かが狂い始めていた。
「エイジ! もう時間がない!」ダンが叫ぶ。
「わかってる! でも、もう少しだけ……!」
しかし、ケイスケさんの声が途切れ途切れになり、ついに通信が途絶えた。〈窓〉は無言になり、紗子さんの声も聞こえなくなった。
俺たちは顔を見合わせた。紗子さんがどう感じたのか、信じたのか、何もわからない。ただ、通信が切れた瞬間の沈黙が、何もかもを語っているようだった。
このシーンでは、ケイスケさんが生前の自分の声を取り戻せないまま紗子さんと接触し、彼女の信頼を得るために奮
文章はここで途切れています。力尽きたんでしょうか。3000字は多すぎたかもしれないですね。
問題点の1つとして、紗子さんが啓輔さんを行方不明だと思っていたという点。これ、今までの設定を全部読ませてきたChatGPTだったら、ちゃんと松岡啓輔は死んでおり、ケイスケは彼の記憶を受け継いだAIであるという設定で書いてくれるのだろうか。その辺は検証してみないといけませんね。
紗子さんは電話をかけてきた時点で絶対にいたずらだと思っているはずで、怒っているはずなんですよ、たぶん。啓輔とのトークを大事に取っていたのですから、啓輔のことは今でも大事に思っているはず。そんな啓輔のアカウントからいたずらがあったのですからめっちゃくちゃ怒っているはずなんですよ。だから電話をかけてきたんです、「二度とすんじゃねーぞコラ(# ゚Д゚)」って直接言おうと思って。ブロックしたら大事なトークの記録も消えちゃうもんね。その辺の機微を出してもらうのは難しそうなので、後で自分で書き直そうと思います。(そして別物になる)
あとこれはプロンプトのせいかもしれませんが「時間を稼ぐ」のはそうじゃない…何のために時間を稼いでいるのか見失っててちょっとフフッてなりました。時間を稼ぐのが目的になってて面白い。
なので次のプロンプトはこうなりました。
「時間を稼ぐ」描写をプラスしてください。「時間を稼ぐ」目的は、エイジが声を合成して外部との連絡を取れるようにする作業時間を確保することです。ケイスケは着信を切り、〈窓〉を操作し、LINEで紗子さんにメッセージを送ります。「紗子さん、ごめん、今は電話がでられないんだ。でも、どうか信じて」入力している間に再度着信が鳴り、「エイジくん!」ケイスケが叫び、「声ができるまでどうしようもない、いたずらだと思われてブロックされたらおしまいだ。文字だけで彼女を説得して。何かあるだろ、あんたしか知らない、美緒ちゃんの子供のころのエピソードとか、紗子さんとの二人だけの秘密とかさあ!」言いながらエイジはボブからの許可を取り付け、ツール台を駆使して、ダンの機能を使って声を合成します。このシーンは、紗子さんの電話が鳴ってから、ケイスケが時間を稼いでいる間にエイジがダンの機能を拡張してLINE電話とつなぎ、音声で紗子さんと会話を始めるまでです。もう一度、3000字くらいで書いてもらえますか?
プロンプトに誤字がある…(電話「が」出られないじゃなくて、電話「に」出られない、ですよね…。でもケイスケさん焦ってるって伝わるからいっかな…)
そしたらこんなの出てきました。
着信音がけたたましく鳴り響く中、ケイスケの〈窓〉が手の中で震えていた。画面には「紗子」という名前が表示されている。しかし、彼は今、声を出すことができない。声を持たない存在として、どうすればいいのか分からず、ただ慌てふためいていた。
「どうしよう!? エイジ、これ、俺、どうすれば……?」
ケイスケの声に焦燥が滲んでいる。無理もない。もし紗子がこの電話に出なければ、彼女の疑念が膨らみ、取り返しのつかないことになる可能性が高い。
エイジはすぐに状況を把握した。「時間を稼ぐしかない!」と瞬時に答えたが、具体的にどうすればいいのか、即答できる策があるわけではなかった。ケイスケにできることは限られている。
「時間を稼げ、ケイスケ! 電話は一旦切って、メッセージで対応しろ!」エイジは叫んだ。
ケイスケはすぐに〈窓〉を操作し、着信を切った。その瞬間、胸が張り裂けそうなほどの緊張感が走る。これが紗子にどう受け取られるのか、まったくわからない。焦る手で〈窓〉を開き、すぐにLINEのメッセージ画面を立ち上げた。
「紗子さん、ごめん、今は電話が出られないんだ。でも、どうか信じて」
メッセージを急いで打ち込む。指が震えて、何度もタイプミスをする。そのたびに消しては打ち直すが、心臓の鼓動が速すぎて落ち着かない。
エイジは後ろでダンとボブの回線を接続する作業を始めていた。ケイスケの声を合成するには、ボブの高度な機能を借りなければならない。だが、その許可を得るには時間が必要だ。
「エイジくん、急いで!」ケイスケが焦燥感にかられた声で叫んだ。
その瞬間、再び着信音が鳴り響く。今度も紗子からだ。ケイスケの胸がさらに苦しくなる。
「エイジ!」ケイスケは叫ぶように頼んだ。
「まだ声はできてない!」エイジが答える。声を合成するまでに少し時間がかかる。「声ができるまでどうしようもない! でも、いたずらだと思われてブロックされたらおしまいだぞ。文字だけで何とか説得しろ!」
「文字だけで説得って、どうすればいいんだ!?」
「何かあるだろ! お前しか知らない、美緒ちゃんの子供のころの話とか、紗子さんとの秘密とかさ! そういうのを使えよ!」
エイジの指示に、ケイスケは頭をフル回転させた。美緒の子供のころのこと……何か、特別な記憶があるはずだ。しかし焦りでうまく思い出せない。
「紗子さん、あのときの美緒を覚えてる? 小さなときに、一緒に海に行ったときのこと。あのとき、彼女が初めて拾った貝殻を見せてくれて……」ケイスケは必死に思い出を紡ぎ出そうとする。「あのとき、俺たちで一緒に彼女を応援したんだよな。覚えてる?」
送信した瞬間、ケイスケの〈窓〉に再び着信が表示された。紗子は待ってくれていない。もはや、メッセージで応じるだけでは不十分だ。
「エイジくん!」ケイスケが再度叫んだ。
エイジはツール台を駆使しながら、ボブとの通信を続けていた。「ボブの許可がもう少しで取れる! あと少しだけ時間を稼いでくれ!」
ケイスケは冷や汗をかきながら、次のメッセージを打ち込む。指が震えている。
「紗子さん、俺がいない間、美緒のこと頼む。彼女には、あの頃みたいに優しくしてやってくれ。美緒にとって紗子さんは、かけがえのない存在なんだ。だから、どうか彼女のことを……」
その瞬間、エイジがガツンとデスクを叩いた。「ボブからの許可を得た! ケイスケ、もうすぐだ。あと少しだけ!」
エイジは素早くツール台の上にある回線を操作し、ケイスケの〈窓〉をダンのシステムに接続する。ダンはすでに音声合成の準備を進めており、ケイスケの声が生前のものにできる限り近づけられるよう作業を行っていた。
「ダン、急げ!」エイジが指示を飛ばす。ダンも真剣な表情で頷く。
「合成には少し時間がかかるが、やれるだけやる!」ダンの声は緊張感に満ちている。彼のデータベースからケイスケの声を再構築する作業が始まり、エイジはそれを〈窓〉に接続するための最終調整を行っていた。
「エイジ、もうこれ以上は無理だ! 紗子さんが電話を切ったらおしまいだ!」
「あと数秒……もうすぐだ……よし、できた!」
エイジが最後のスイッチを押し、ケイスケの〈窓〉がダンの回線に接続された。その瞬間、着信音が再び鳴り響くが、今度は自動で応答された。
「もしもし、紗子さん……」
それは確かにケイスケの声であるが、どこか違和感があった。生前の彼の声を再現したものの、音質にわずかな歪みが残っている。それでも、紗子にとってはケイスケが話しかけていることに変わりはない。
〈窓〉の向こうで、紗子の戸惑いが伝わってきた。しばらくの沈黙の後、ようやく彼女の声が聞こえた。
「啓輔……なの?」
彼女の声は震えていた。電話を切ってしまおうか迷っているような不安定な声だ。
ケイスケは深く息を吸い、ダンを通して声を出した。「ああ、俺だ。驚かせてごめん……でも、俺は今、本当に大事なことを伝えたくて」
紗子は少し息を詰めたような気配があった。「どうして……どうして今まで連絡をくれなかったの?」
ケイスケは言葉に詰まりながらも、時間を稼ごうとする。「それは……いろいろあって。紗子さん、説明するのは難しいけど、今はとにかく、美緒のことが心配なんだ」
「美緒? 彼女に何かあったの?」紗子は一気に警戒心を強めた。
ケイスケは再び焦ったが、エイジの声が後ろから聞こえた。「ケイスケ、彼女を説得しろ。今の声が持つ限り!」
「美緒に危険が迫ってるんだ……あの男が、彼女に……」
ケイスケの声が一瞬途切れたが、ダンがすぐに補完し、音声が再び滑らかに流れ始めた。
「美緒を守ってくれ、紗子さん。頼む……」
沈黙が流れる。そして、紗子の小さな息の音が、電話越しに聞こえた。
「啓輔……本当にあなたなのね?」紗子の声が、ようやくかすかに安堵を含んでいた。彼女は、信じかけている。
いや信じないだろ!?私だったら信じないよ!!10年近く前に死んだ夫が「オレオレ!俺だよ!」って言ったら詐欺を疑うよね…
「音声で会話を始めるまで」を書いてくれと言ったのにだいぶ話してますね。3000字が多すぎたのかな。文字数を指定しないとめっちゃギュッと詰まった文章出してくるし、多めに指定するとプロンプト無視して違う展開を書いてくるし、本文書いてもらうのほんと難しいなあ…。


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