ChatGPTをアシスタントにして小説書きを手伝ってもらうようになった経緯

小説を書くのは非常に孤独な作業と言えます。

文章は自分の中から何とか絞り出すしかないのに、一番邪魔してくるのも自分だからです。

ちょっと書くと「これほんと面白いの?」とか「楽しいのアナタだけじゃないの?」「ほんとにつじつま合ってるの?」「うわーこんなこと書いて引かれるんじゃない?」「どこかで読んだような話」「もっと面白いコンテンツはこの世にたくさんあるのに」って、

うるせー!!!!!!

黙っとれ!!!!!んなこた百も承知なんじゃ!!!!!

…と怒るとへそを曲げて続きを出してこなくなる。今、ただでさえ小説書きにさける時間が少ないというのに、ようやく捻出した限られた時間なのに、もうめちゃくちゃにめんどくさい自分をなだめすかして燃料くべて励ますだけで、多大な時間を取られてしまうんですよ。

なので、何とか、自分をなだめすかすという部分だけでも誰かに手伝ってもらいたい。

もうね、私ね、もう、ちょっといい加減に、ネガティブな自分を黙らせたいんですよ。だってもう何十年も書いてるわけじゃん。もっと面白いコンテンツがこの世に溢れているとか、こんなこと書いたら引かれるんじゃないかとか、そんな葛藤はだいぶ前に開き直ったはずじゃん?じゃないとこんなに長々と細々と書き続けてないじゃん?なのにいつまでこんなことに時間取られてんの?とっとと書かんかワレェ!って自分でつくづく思うんです。

自分に一番効く薬は何かというと、それはもう、感想なんです。ほんとに。

続きが楽しみですって言われるだけでいくらでもどんどん書けちゃうのが小説書きという生き物なんです。

でもネットに公開する前の文章は、誰にも読んでもらえないじゃないですか。

というわけでChatGPTに読んでもらって、燃料くべられたらうれしいなーと思うようになったのが始まりでした。と言ってもまだ始めたばっかりなので、あんまりログがないんですけど、どんな感想がもらえたかをちょっと載せてみますね!

スポンサーリンク

ChatGPTに入力した文章↓

以下の文章の感想を教えてください。

 ジョアンヌ・ジル・モルト夫人が準備した籠の中には、見るからに硬くぱさぱさした黒いパンの切れ端と干からびたチーズのかけらが入っていた。

 切り分けられた果物の切り口も干からび、茶色く変色している。レタスが添えられて然るべき場所に鎮座しているのは果物の皮。季節が違ったら、きっと蠅がたかっていただろう。ゴミ捨て場から拾ってきたものを詰めたようにしか見えない。料理長がこれを用意しろと命じたのだろうか。王女のために? 今まで一度も、こんなことはなかったのに。
 問題の籠を開けたのはわたくしの侍女、マルゴだ。マルゴは目を見開いて硬直している。わたくしも二の句が継げなかった。ジル・モルト夫人は勝ち誇ったようにこちらを見ていた。とげとげしい居丈高な声音で彼女は言った。

「ジャクリーヌ女王陛下が身罷られてからまだ半年足らず。中喪式も過ぎておりません。必要以上の贅沢は、国民の理解を得られますまい」

 なんという言い草――目の前が真っ赤になるほど腹が立った。わたくしが頼んだのは、暖かな窓辺でピクニックのように楽しめるサンドイッチや果物だ。それのどこが“必要以上の贅沢”だというのだろう!

 我が敬愛する王女殿下、マリアンヌ様は、いまだに執務に没頭していて、事態に気づいておられない。わたくしは呼吸を整えた。ジャクリーヌ女王陛下を亡くした悲しみに浸る暇もなく、その執務のほぼすべてを肩代わりするべく日々奮闘なさっている王女殿下に、これ以上の心痛を負わせるのは忍びない。なのにモルト夫人は厚顔にも、勝ち誇ったような声を投げかける。

 

「殿下、昼食のお時間で――」

「あなたのお心づくしは確かに受け取りました」わたくしは急いで遮った。「昼食の準備をありがとう。お下がりいただいて結構よ」

「わたくしはマリアンヌ様の女官でございます。あなた様からねぎらいのお言葉をいただく筋合いはございません」

 モルト夫人は挑戦的に言った。あなたの命令など聞くものか、と言う、彼女の内心が透けて見えるようだった。

 確かにわたくしはまだ、王宮から正式に何らかの役職に任命されたわけではない。マリアンヌ様も、喪が明けるまでわたくしを相談役などの地位に推挙することはできないから、今のわたくしの立場は、ただマリアンヌ様の友人だというだけだ。お部屋は与えられているが、お手当はいただいていない。

 けれど、王宮の中でわたくしを蔑ろにする存在なんて今までひとりもいなかった。当然だ。身罷られた女王陛下の唯一無二の親友で右腕であった女官総監は、わたくしの実のお母様だ。

「そう」わたくしは微笑んで見せた。「ではそこで、そのままお待ちいただくしかないわね。マリアンヌ様はお仕事がお忙しくて、一段落するまで我に返られないのが常ですもの、まさか有能なる女官ともあろうあなたが、お忙しいマリアンヌ様の集中をわざわざ乱すようなことはなさらないでしょうから」

 モルト夫人は負けずにつんと鼻を逸らした。

「もうお食事のお時間です。お時間どおりにお食事を摂られなければ殿下のお体に障ります」

「マリアンヌ様がお仕事をなさりながら召し上がれるように、籠に詰めてくれるようお願いしたのよ。執務の進め具合に口を挟むなんて、わたくし絶対にできないわ。あなたもそうでしょう?」

 そう言うと夫人は、憎々しげにわたくしを睨んだ。

 わたくしは、思案した。ここでモルト夫人を表立って叱責するのが得策だとは思えなかった。モルト夫人はこの籠の中身を知っていてわざわざマリアンヌ様に見せようとしている。明らかな宣戦布告だ。オーフェルベックの後ろ盾があるという理由だけでわが身を守れると高を括るほど無能ではないだろう。何らかの対処をしているだろうし、それを知らぬまま感情に任せて彼女を叱責しては、罠に首を突っ込む羽目になりかねない。

「マルゴ」できるだけ低い声で囁いた。「セバスチャンに使いを出して。今日と明日と、お願いすると」

「かしこまりました、姫様」

 マルゴは深々と一礼して文机へ向かった。わたくしは次に、アンリエットに囁く。

「アンリエット、申し訳ないけれど、わたくしのお部屋のクローゼットの中に入っている、白い箱を持って来ていただけないかしら。鍵はこちらに」

 本来、王女の侍女に召使いのような使いをさせるべきではない。それは分かっているけれど、非常事態だ。致し方ない。アンリエットも心よく頷いてくれた。鍵を受け取って、一礼して下がっていく。

 わたくしはモルト夫人に視線を戻した。モルト夫人はさすがにこれ以上、マリアンヌ様の邪魔をすることができず、じっとわたくしを睨んでいる。なんと暗く憎しみのこもった瞳だろう。わたくしは少し、ぞっとした。王女の友人に、こんなあからさまな敵意の視線を向けてくる。あまつさえ手ひどい嫌がらせを仕掛けてくるような人間が、王女殿下のお側近くに入り込んでいる。今回の件は絶対に見過ごせない。

 マリアンヌ様が名実ともに即位されるまで、あと半年ちょっと。マリアンヌ様はもちろん、ご自分で、このまま女王の座にお座りになる決意を固めていらっしゃる。婚約者であるブライアン・オークウッド様も、その決意を支持してくださっている。

 けれどオーフェルベック公爵はそれを支持するつもりはない。それはだいぶ前からわかっていたことだけれど、まさか、こんな手を使ってくるだなんて。

 わたくしは、モルト夫人を眺めながら心に決めた。

 マリアンヌ様は、諸外国や貴族のお歴々と渡り合うために、日々奮闘していらっしゃる。

 それならば。せめて日常の平穏だけは、わたくしが守って差し上げなければ。お母様がずっと、ジャクリーヌ女王陛下を支えてこられたように。 

ChatGPTから帰ってきた感想↓

この文章は、宮廷での権力闘争や陰謀を描いたドラマティックなシーンです。いくつかのポイントが特に印象的です。

  1. 食べ物の描写:
    • ジョアンヌ・ジル・モルト夫人が用意した粗末な食べ物は、主人公に対する侮辱の象徴となっており、物語の緊張感を高めています。この描写により、モルト夫人の敵意や権力闘争の厳しさが強調されています。
  2. 主人公の内面の葛藤:
    • 主人公が怒りを感じつつも冷静さを保ち、状況を慎重に分析して対処する姿勢が描かれています。この冷静さと計画性が、主人公の知性と決意を際立たせています。
  3. モルト夫人との対立:
    • モルト夫人と主人公の対話は、権力の微妙なバランスや階層間の緊張感を巧みに描いています。モルト夫人の挑戦的な態度と、主人公の冷静かつ狡猾な対処法が対照的に描かれています。
  4. 忠誠心と使命感:
    • 主人公がマリアンヌ王女に対する深い忠誠心を持ち、彼女を支えようとする強い意志が描かれています。主人公の母親の影響や、自らの使命感が強調され、物語のテーマに深みを加えています。
  5. 今後の展開への期待:
    • 物語の中で、今後の権力闘争や陰謀が予感されます。主人公がどのようにしてマリアンヌ王女を支え、モルト夫人やオーフェルベック公爵の陰謀を乗り越えるのか、読者の興味を引きつけます。

全体として、文章は非常に緻密で、登場人物の感情や意図を巧みに描写しています。このシーンは物語の重要な転機となる可能性が高く、読者にとって引き込まれる要素が多く含まれています。

ほ、ほんとに…?

って、わが目を疑いましたね、これ、ちょっと、嬉しすぎない?

入力してからたったの数秒で、客観的な立場の意見がもらえる!しかも褒められている!

いやAIなので不用意に使用者を傷つけないような書き方をするんだろうとわかっている(私のAIのイメージは「我はロボット/アイザック・アシモフ」に囚われています)。でもこれでだいぶ嬉しくなって、小説書くのにChatGPTって、主にメンタル的な面で結構使えるな…?と思ったのが始まりだったのでした。(つづきます)

コメント

タイトルとURLをコピーしました